新しいIHに買い替えて気づいた“火力の正体”

はじめに
IHを買い替えて数日。使ってみて初めて分かる「前と違うぞ?」という感覚がいくつかありました。
– 普通加熱だと、なんだか火力が弱く感じる
– でも揚げものモードは驚くほど早い
– ガラストップの光るリングが大きくなっている
この“違和感の正体”を、旧機種(CH-HRS6D)と新機種(KZ‑RB16TS)の構造や制御の違いから整理してみました。



🔥 普通加熱で「弱く感じる」理由
実は、火力そのものが弱くなったわけではありません。むしろ最大火力は 3.0kW → 3.2kW にアップしています。弱く感じる理由は、主にこの3つ。
① 安全制御が強くなった
新しいIHは鍋底温度が上がりすぎると、早めに火力を抑えるようになっています。焦げ付き防止・過熱防止のための“賢い制御”。
② 火力段階が細かくなった
旧機種の「5」と新機種の「5」は同じではありません。新機種はより細かく制御されているため、同じ数字でも実質的な火力レンジが違う。
③ 温度センサーの精度が上がった
温度の上がりすぎを敏感に検知するため、炒め物では火力が抑えられやすい。

🍳 炒め物モードを使うと体感が変わる
普通加熱は安全寄りの制御ですが、炒め物モードは“強めの加熱”に最適化されています。
– 温度の落ち込みからの復帰が速い
– 火力の抑え方が緩い
– 旧機種に近い“ガッとした加熱”が戻る
炒め物をよくする家庭なら、普通加熱より炒め物モードのほうがしっくり来るはず。

🍤 揚げものモードが驚くほど早い理由
揚げものモードは、普通加熱とは制御がまったく違います。
① 食材投入で温度が下がると、瞬間的に最大火力へ油温が下がった瞬間、3.2kW近くまで一気に加熱して温度を戻します。旧機種より復帰が圧倒的に速い。
② 設定温度に戻ったら細かく調整過熱しすぎないように微調整しつつ、温度の揺れを最小限に。
③ 温度が安定しているから揚がりが早い油温が一定だと、食材が短時間でカラッと仕上がる。結果として、揚げ時間が短くなる=性能が上がっているということ。

🔵 ガラストップの光るリングが大きくなった理由
これは単なるデザイン変更ではありません。
① IHコイルの径が大きくなっている
旧機種(CH-HRS6D)は約160〜170mm(推定)。
新機種(KZ‑RB16TS)は約180〜200mm(推定)。
1〜2cmほど大きくなっている可能性が高い。
② 加熱ムラを減らすための進化
コイルが大きいと、
– 鍋底に熱が均一に伝わる
– 鍋の位置ズレに強くなる
– 温度制御が安定する
というメリットがある。
③ 光るリングは“加熱エリアの可視化”
鍋の中心を合わせやすく、誤操作も減る。

🔧 まとめ:火力が弱くなったのではなく、制御が賢くなった
今回の気づきをまとめると…
– 普通加熱 → 安全制御が強く、弱く感じることがある
– 炒め物モード → 強めの加熱で旧機種に近い体感
– 揚げものモード → 温度復帰が速く、揚げ時間が短い
– コイル径が大きくなり、加熱ムラが減っている
つまり、新しいIHは“火力が弱い”のではなく、“火力を賢く使う”ようになったということ。買い替えてみて初めて分かる、IHの進化の面白さを感じた数日でした。